農地・住居・研修で苦労もありますが農業にはそれ以上の魅力があります



 

農家

女性でも農業

農業にチャレンジするというと男性ばかりというイメージがありますが、会社に就職し、OLをすることに悩んでいた私は、思い切って農業にチャレンジすることにしました。

 

といっても大学を出たばかりで資金も何もありませんから農地を購入して就農するといったことはできません。

 

また、農業にチャレンジするといっても、農業は甘い仕事ではありませんから、果たして自分がやっていけるか、自分に向いているのか心配です。

 

そこでまず農業法人の農業を体験する制度である農業インターンシップを利用することにしました。

 

農業インターシップは農業とジャンルに就職するための知識を勉強したり体験することができる制度で、1週間から6週間の間体験することができます。

 

短い間ですが、種まきや育苗など農業の作業を体験して、やはり農業にチャレンジしようと思いました。

 

デスクワークも机に向かってもくもくと作業するものです。

 

農作業も、もくもくと作業を行う仕事ですが、土の匂いや緑の匂いを嗅いだり、そして作物が育っていく様子を見ることができます。

 

これはデスクワークでは味わえないものです。

 

今は認定就農者を利用して農家で研修を行っています。

 

性が農業にチャレンジするのは珍しいだろうと思っていましたが、そのようなことはありませんでした。

 

女性だって農業にチャレンジすることはできるのです。

 

食べる物への興味から農業へ

食品の偽装表示問題を知ってから、スーパーで野菜を求める場合は、農家の方の顔写真のシールが貼ってあるものを選んだり、夫や子供が口にするものには注意をするようになりました。

 

しかし、そうした野菜は値段が多少高めですし、何よりも近所のスーパーではあまり量と品数を入れてくれなくて、決まった野菜になってしまうという問題がありました。

 

そして行き着いたのが、自分で野菜を育ててみようということです。

 

テレビなどで農園や菜園の一角を借りて野菜作りができることを知っていましたので、早速、家から通えるところを探しました。

 

まずは体験入学しなければならないところだったので、そこで利用方法や有機野菜の栽培方法も習いました。

 

そして申し込みを行って農業にチャレンジです。

 

体験入学で野菜を育てることが簡単ではないことは聞いていましたが、育ちが悪かったり、最初の1年はうまくいったとはいえませんでした。

 

しかし、農園のスタッフの人のサポートがありましたし、何より夫や子供まで手伝ってくれるようになったのは嬉しいことです。

 

今では週末は家族みんなで農園に行くようになりました。

 

農園には、同じような方達がいますから、その方達とも親しくなりました。

 

今では季節の野菜を楽しめるまでになっています。

 

震災をきっかけにして

震災をきっかけにして生きるための方法というものを考えるようになりました。

 

そして行き着いたのが自分が食べるものを自分で作る農業でした。

 

ただし、現在の仕事も好きですし、一応責任ある立場ではあったので、就農まではと思いました。

 

震災で人生観が変わった人間は自分だけでなく、友達もそうでした。

 

友達も何かしなくてはと焦るような気持ちを持っていて、そうした気持ちを抱えた友達4人が集まって、農園を借りることにしました。4人いますから少し広めの敷地をかりました。

 

まずは貸し農園での作業を理解するために体験を行い、それから申し込みです。

 

この間、1週間くらいで食物を作るということが始められました。

 

正直、最初は体が辛かったです。

 

普段はデスクワークで、運動もしていませんでしたから、体験をしただけで筋肉痛が起きたくらいです。

 

しかし、種まきをして、それが育つのを、見守って収穫。

 

出来がよいといえませんでしたが、自分で育てたものだという感慨深いものがあり、野菜が育っていくことに命を感じて感動がありました。

 

味も方も抜群です。

 

今思えば、味の方もいろいろとおいしい野菜を作るための工夫が足りなかったと思うのですが、新鮮さではスーパーの野菜と比べものになりませんから、すごくおいしかったです。

 

今は肥料のやり方などいろいろ工夫し、さらに農園のスタッフに話を聞いて、工夫しながら野菜を作っています